空間・店舗
2019年11月、銀座三越8Fの空港型市中免税店「Japan Duty Free Ginza」にTHE COTTONのブランドショップがオープンするにあたり、店舗の企画・デザインを担当した。
店舗ユーザーのほとんどが訪日外国人であることから、視覚・聴覚・触覚を通して、商品の「気持ち良さ」「心地よさ」「贅沢感」などを感じられるようなブランド体験を重視。
インテリア・映像・音楽・インタラクティブシステムなど、商品の魅力を体感できる多様な仕掛けを取り入れ、一歩足を踏み入れただけでTHE COTTONの世界に没入できる空間を目指した。
- 映像、音、光によるブランド表現
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正面の大型モニターの映像は、コットンの繊維一本一本がゆるやかに水を含んでいく様子や、風でふわふわと舞い上がる様子など、肉眼では決して見ることのできないコットンの繊細な魅力をハイスピードカメラで撮影・編集したもの。
そこに、広島のコットン製造工場で録音した機械音や、工場で使用している清らかな水が流れる川の音、鳥のさえずりなど、ブランドならではのサウンドで制作したオリジナルの環境音楽を合わせ、潤い豊かな世界観を表現。
また、壁面に設置した商品説明ディスプレイには、近づくとそれぞれが異なる音と光で反応するインタラクティブシステムを採用し、4種の商品イメージの違いを感覚的に伝えている。
- コットンの感触を連想させるインテリア
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店舗デザインにもTHE COTTONらしさを随所に取り入れている。
壁面には柔らかな生地の質感を生かした布団貼りを施し、コットンのふんわりとした感触を連想させる優しい印象に。
中央の商品ディスプレイ用のテーブルも同様に、なめらかな触り心地の布張りで制作。思わず触りたくなる、留まりたくなるような、居心地の良い空間を実現した。
開発の分野
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ブランドシンボル・ロゴ
20世紀後半にイタリアの石碑文(石に刻まれた文字)を基につく...
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グラフィック
コットンをイメージした白を基調に制作。 紙はパッケージと同...
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パッケージ・プロダクト
最もふんわりしたコットンには、ふかふかの雲海。 希少な原綿...
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空間・店舗
2019年11月、銀座三越8Fの空港型市中免税店「Japan...