IBF/Internet Business Frontier
2024年03月1日

企業理念・パーパス・ブランドロゴなどを刷新!「企業ブランディング」事例を詳しく解説:Part1

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記事を書いた人

ブランディングディレクター

大規模商業施設やリゾートホテルをはじめ、企業やカフェなど幅広いジャンルの案件に対し多岐にわたりブランディングを推進。『脳みそから血が出るくらい考えているか』を常に自分に問いただしながら、クライアントさえ気づけていないブランドの進むべき道や可能性、デザイン表現をご提案できるよう日々挑戦中。

1. 「企業ブランディング」を詳しく解説

私たちブランディングカンパニー「エフインク(F-INC.)」では、日々ブランディングに関するさまざまなご相談やお問い合わせを頂戴しておりますが、「ブランディングを推進したいけどどのように進めるのかわからない」「企業理念やパーパスってどうやって開発するの?」などといった疑問の声をよく耳にしています。そこで今回は、プロジェクトスタートから企業理念やパーパスの開発、ブランドロゴやWEBサイトなどアウトプットの開発まで、「リブランディング」を総合的にサポートした「インターネット・ビジネス・フロンティア株式会社(IBF)さま」の「リブランディング事例」を、前後半の全2回にわたって詳しく解説します。

 

解決する課題や、向かうべき未来像などの違いにより、ブランドごとにプロセスや開発内容が同じことは一つもありませんが、少しでも多くの方にブランディングに関する具体的かつポジティブなイメージを持って頂ければ幸いです。

 

Part2の記事はコチラから↓

記事に関連する「ブランディング事例」のご紹介

エフインクWEBサイトにて、「ブランディング事例」を多数ご紹介しております。記事と合わせてぜひご覧下さい。

2. 「リブランディング」のキッカケと課題

EC支援20年の「実績・経験」を『体系化』した事業成長に直結するEC・デジタルマーケティングサービスを提供し、業界大手クライアントからの信頼を多く獲得しているIBF(インターネット・ビジネス・フロンティア)さま。 20年の実績と経験、高い専門性やプロフェッショナル意識、システム開発からマーケティングまでご提案できる総合力など、優れたサービス提供により事業成長に直結するEC・デジタルマーケティングを提供されており、業界大手クライアントからの信頼を多く獲得しています。

 

しかし、企業やサービスとしての強みがわかりづらいことや、創業以来同じ企業理念を使用し続けていること、複雑なサービスメニューや訴求不足により一般認知やお問い合わせなどが低いという課題に加え、スキルや情報が属人化していたため、さらなる企業成長のために内部の情報共有やシナジーを強化する必要があったため、「リブランディング」を実行されました。

3. 「ブランディングチーム」を編成

ブランディングを推進していく上で非常に重要なことが、「ブランディング推進チーム」の編成です。まず最初にチームメンバーや、意思決定のプロセス、連絡手段などを構築することで、進行する上でお互いに負担を最小限にしながらも円滑にプロジェクトを進めることが可能となります。

 

本プロジェクトは、社長を含めた役員3名によるチームが主体になって、企業理念やブランドロゴ、名称、WEBサイトなどの重要な決定や推進を行う体制としました。これにより、スピード感を持ちながらも力強くプロジェクトを進行することができます。さらに、「新時代のIBFブランドをどう形作っていくか」という具体像を、社員の方々の意見を取り入れることや、社員の方々に自分事化として考えていただきながら、 能動的な参画の上に作り上げていくことが重要であると考え、全社員参加型ワークショップを起点に進行させることをチームで決定し、本格的にプロジェクトが動き出しました。

4. 「リブランディング」のマインドを一つにする「プロジェクトステートメント」。

社員さまには日常の業務もある中、突然目的もわからずリブランディングのためのワークショップやプロジェクトに参加させられては、十分なパフォーマンスを発揮できず、成果に上手く繋がらない可能性があります。そのため、進行する前に「目的や意義を社内に共有する」ことからはじめました。

 

そこで開発したものが「BRAND NEW FRONTIER」という「プロジェクトステートメント」です。「インターネット・ビジネス・フロンティア」という社名にも含まれ、「未開の地や領域、新しい分野を切り拓いていく」という想いが込められている「フロンティア」というワードをベースに、リブランディングによって「新たな世界や分野を切り拓いていく」という強い意志やリブランディングプロジェクトへの想いを言語化したもので、我々エフインクと、IBFのブランディング推進チーム(社長を含めた役員3名)とともに開発。

 

「プロジェクトステートメント」に込めた意思や想いは、ポスターでの社内共有をはじめ、全社員さまに直接ご説明。目的や意義を共有したことで、実際にその後実施した全社員参加ワークショップにおいても、さまざまな意見やアイデアが飛び交う非常に充実した進行をすることができました。

上の図中、左が実際の「プロジェクトステートメント」ポスターです。当初は短期のみでの使用を想定していましたが、長期的なステートメントとしても活用することとなり、複数の展開バリエーションも開発。その後開発された新たな「企業理念・パーパス」をまとめたポスター(右)と合わせて、引き続き社内に掲示されています。

Part2の記事へ続きます↓

記事に関連する「ブランディング事例」のご紹介

エフインクWEBサイトにて、ブランディング事例を多数ご紹介しております。記事と合わせてぜひご覧下さい。

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