CASE STUDY

COCONO SUSUKINO
東急不動産株式会社/株式会社竹中工務店/株式会社イトーヨーカ堂/株式会社アインファーマシーズ/株式会社キタデン

概要

ススキノの新たなランドマークの誕生

北海道随一の繁華街すすきのの玄関口として、地元民や観光客から長年愛されてきた「ススキノラフィラ」跡地。その再開発にあたり、エフインクは新施設のネーミングとブランドシンボルの開発を担当いたしました。

課題

「昼も眠らない街ススキノ」の実現を目指して

新施設のコンセプトは、『札幌の街に「あそびば」を〜昼も眠らない街ススキノへ〜』。

「夜のにぎわい」のイメージが強いススキノで、昼でも夜でも時間を問わず人々が集い、心躍る時間を過ごせる場所の実現を目指す本施設。

「どんな来街者も楽しめる街」「昼も夜も眠らない街」のイメージをいかに表現するかが課題となりました。

提案

丁寧なワークショップで表現の方向性を探る

ネーミングとブランドシンボルの開発にあたっては、東京と北海道をオンラインで結び、5社のクライアントとともにワークショップを開催してプロジェクトを推進。

「ススキノの歴史や伝統」「ススキノの進化すべき未来の姿」「ススキノにおける本施設の果たすべき役割」など、各社の考えや思いを紐解き、意見交換しながら進むべきブランドの方向性を定めていきました。

複数回のワークショップを経て決定したネーミングは「COCONO SUSUKINO(ココノススキノ)」。

「COCONO(ココノ)」は、 場所を意味する「此処(ここ)」と、多様性を意味する「個々(ここ)」に由来する二つの意味をもち、「一⼈でもみんなとでも、訪れる全ての⼈が自分らしく楽しめる居場所になる」という施設の意志を表現しました。

誰でも呼びやすく記憶しやすいネーミングであり、昼夜を問わずあらゆる⼈から親しまれ、街と共に末⻑く愛されてほしいという思いが込められています。

本施設は、2023年秋に開業予定です。

施策・制作物

施設サインへの展開

※施設外観イメージ

ブランドシンボル・ロゴ

シンボルマークは「COCONO(ココノ)」の「COCO」をモチーフに、燦々と輝く太陽や夜空に浮かぶ月の満ち欠けの形状をデザイン。

昼と夜をイメージしたイエローとネイビーの2色のカラーで、昼夜問わずこの場所に人々が集い、心躍る時間を過ごすイメージを表現しています。

ロゴタイプは幾何学的なゴシック体をベースに、シンボルマークとの親和性の高い、丸みを帯びたやさしいフォルムに仕上げました。

チーム

  • 萩原 房史(株式会社エフインク)

    ブランディングプロデューサー

  • 石井 敦(株式会社エフインク)

    ブランディングディレクター

  • 中澤 千咲(株式会社エフインク)

    ブランディングプランナー

  • 萩原 美佳(株式会社エフインク)