NS TOOL

日進工具株式会社

ニッチな工具の
ブランド戦略

「超硬小径エンドミル」という一般には聞き慣れないニッチな工具の製造・販売でトップシェアを誇る日進工具。
超硬小径エンドミルは、刃先径6mm以下の切削工具で、医療機器や自動車などに使われる精密な部品や金型を削り出すのに欠かせない存在だ。
エフインクは、2017年の東証二部上場に向けたブランディングプロジェクトとしてプロジェクトを推進。
ブランドコンセプトの立案から、デザインシステムの開発、展示会の企画デザインや各種展開ツールの開発など、複合的にブランディングを実施した。

そもそも「超硬小径エンドミル」とは何か、なぜ日本のモノづくりに欠かせないのか。
日進工具はなぜ「超硬小径エンドミル」の製造に特化し、他には真似できない精度を実現しているのか。
上場を向かえるにあたり、どのように日本のモノづくりを支えているのかを、社会全体に伝わる形で表現した。

二部上場と同年2017年の9月、日進工具は東証一部上場を果たし、2018年にはプロジェクト開始時の3倍以上にまで株価を伸ばした。
上場という社会的認知度が上がるタイミングでのブランディング実施をおこなった日進工具のブランド経営の実現である。

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