
ULSコンサルティングULSコンサルティング株式会社
ブランディング領域
施策・制作物

ブランディング領域
施策・制作物
ULSコンサルティングは、ウルシステムズ株式会社として2000年に創業以来、先進テクノロジーの知見と、クライアントの立場に深く入り込むプロジェクト推進力を強みに、数多くのビジネス変革を支援してきました。技術力だけでなく、人が前に出て最後までやり切る姿勢や、顧客と同じ目線で伴走するスタンスは、同社の大きな価値として長年評価されています。
設立25周年という節目を迎えた同社は、これまでの歩みを礎としながら、次の成長フェーズへ進むための意思表明として、社名変更を伴うリブランディングを実施。新たな社名とロゴの刷新を起点に、ブランドの思想や役割、表現を再定義し、「これからどんな存在としてクライアントと向き合っていくのか」を明確にすることを目的としております。
創業から25年の間に、ウルシステムズはITコンサルティングを軸とした確かな実績と信頼を積み重ねてきました。一方で、クライアントから寄せられる期待や要望は、情報システム領域にとどまらず、ビジネスモデルの創出、事業戦略の立案、組織改革など、より上流かつ広範な領域へと広がっていました。
実態として提供価値は拡張しているにもかかわらず、社名やブランドの印象が「情報システム」に強く結びついており、同社が目指すパートナー像や将来の方向性が十分に伝わっていないという課題がありました。また、「人が良い」「最後までやり切る」といった強みも、属人的な評価に留まり、ブランドとして整理・言語化されていない状態でした。
設立25周年というタイミングを、単なる記念ではなく、次の25年に向けた転換点とするためには、社名を含めたブランドそのものを見直し、同社の意思を明確に示す必要がありました。
まずはじめに、ウルシステムズが大切にしてきた価値や姿勢を丁寧に掘り下げることから着手。経営層や現場メンバーへのインタビューを通じて浮かび上がったのは、クライアントの想いを自分事として引き受ける誠実さと、技術と知見を武器に未来を切り拓いてきた実行力でした。
これらを踏まえ、情報システム」にとらわれることなく、クライアントの未来をともに描くパートナーであることを明確に打ち出しました。コンサルティングの枠を超えた幅広いサービスを通じて、革新を続け、挑戦を楽しむ企業であるという意思を、ブランドの中核に据えています。
ロゴやビジュアルは、これまで培ってきた信頼感を土台にしながら、将来の事業拡張やグループ展開にも耐えうる、シンプルで拡張性の高い設計に。あわせて、ブランドガイドラインを整備することで、社内外で一貫したブランド表現が実現できる体制を構築しています。
設立25周年という節目に社名変更を伴うリブランディングを実施したことで、ULSコンサルティングは、次の未来へ向かう明確な意思を社会に示すことができるブランドへと進化しました。ブランドの思想が言語とデザインの両面で整理されたことで、社内では共通認識が生まれ、意思決定や発信の軸が明確になっています。
ITコンサルティング会社という枠を超え、クライアントの未来をともに描くパートナーとしての姿勢が伝わるようになり、新たな期待や共感の創出につながりました。新社名と新たなロゴのもと、クライアントの課題やニーズに真摯に向き合い、技術を磨き続けながら、新しい価値の創造に挑戦し続けています。
ブランドデザインコンセプトは、「Fundamental & Dynamic.」。
誠実さや人の良さ、顧客に伴走し続ける姿勢といったULSコンサルティングの根幹にある価値と、日本を代表する企業に高品質な価値提供を行ってきた実績を、「信頼を生み出す堅実な基盤」として表現しています。
同時に、顧客の成功を自分事として引き受ける情熱や、新しい価値を生み出そうとする革新性、顧客をリードしながら未来へ進む姿を、「期待を超える価値を生み出すダイナミズム」としてデザインに落とし込みました。この考え方は、ロゴやビジュアルだけでなく、名刺をはじめとしたステーショナリーにも反映しています。手に取った瞬間に、ULSコンサルティングの信頼感と前進する姿勢が伝わることを目指しました。
※画像はイメージです。実際の制作物とは異なる場合があります。
ブランドロゴは、お客さまとの対話を通じて本質的な課題を掘り起こし、共に未来を創るというブランドの姿勢などを表現。
デザインモチーフには、ITやプログラミングの分野で前後の文字列をつなぐために用いられる「アンダーライン(アンダーバー)」を採用。お客様やパートナー企業と手を携え、互いの強みを掛け合わせながら、ともに新たな価値を生み出していくという、ブランドの揺るぎない決意が込められています。
・言葉をつなぐ架け橋:お客さまと共に未来を創る姿勢。
・見えない価値を引き出す: 本質的な課題を見つけ、解決に導く。
・柔軟さと可能性:変化を受け入れ、進化し続ける。
堅実さと洗練を感じさせるシンプルなタイポグラフィは、安定感と柔軟性を両立するとともに、モダンさと時代を超えて愛される普遍性を備える。ブランドの象徴となるカラーは、「成長・革新性・知性・伴走者」などを象徴するライトグリーンを軸に、落ち着きのあるグレーを組み合わせることで、「誠実・洗練・信頼・高品質」などを表現。
ブランディングプロデューサー
ブランディングディレクター
ブランディングプランナー
コピーライター