三郷市を拠点に、神経難病専門の介護施設を運営する株式会社MC。同社が新たに構想したのは、駅前の商業施設内に、一般の方向けの介護相談と、介護事業者同士が情報交換できる拠点を立ち上げでした。
現場で多くのご家族と関わるMCは、長年「介護はある日突然始まる」という現実に向き合ってきました。介護が必要になってから慌ててサービスを探したり、とりあえず入居できる近隣の施設を選んだり。そうした場当たり的な選択が、本当にその人や家族にとって幸せな結果につながっているのか。MCは、その前提そのものに疑問を抱いてきました。
介護は「必要になってから考えるもの」とされ、日常の暮らしから切り離されて語られることが少なくありません。しかしMCは、日々の生活の中で自分自身や家族の未来について考える時間を持つこと、その延長線上に介護があると捉えています。より良い未来を迎えるために、できるだけ早い段階から寄り添い、支えていきたい。その想いが、この拠点設立の原点でした。
エフインクは本プロジェクトにおいて、「この場所が、誰にとってどのような意味を持つ存在になるのか」を整理するところからスタート。コンセプト設計、体験設計、ロゴ開発、Webサイトやリーフレットなどのツール開発までを一貫してご支援しています。
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